「やりたい!」から「できた!」へ…

幻冬舎ゴールドオンラインの記事でなるほど~、と思ったものがあったので、みなさんにも紹介させてください。

お子様のしつけに悩んでいるご両親向けに、『自分で考えて動ける子になるモンテッソーリの育て方』(実務教育出版社)から一部を抜粋された内容が紹介されていました。

モンテッソーリ教育では、「こどもは適切な時期に適切な環境が与えられれば、自分の力で成長できる」と考えられています。

~「結果」より「過程」を大切にして育てよう~

大人は、日常生活の中で、目的を達成するためや結果を求めて行動していますが、こどもはそうではなく、日常生活の過程自体を楽しんでいるそうです。
たとえば、大人は、 服をきれいにするために洗濯をしますが、こどもは手や腕や指先を使ってゴシゴシしたり、泡や水の感覚を楽しんでいるのです。

「やりたい、やりたい」「する、する」と言って、大人の手を払いのけたり、靴下を脱いだり履いたり、何度も繰り返す時、こどもは、脱いだり履いたりするプロセス自体を楽しんでいます。

こどもにとっては、このプロセスがとても大事で、 モンテッソーリ教育の理論で言う、敏感期にあたります。生まれ持った力が、自然に成長していくためのエネルギーとなり、「やりたい!」という気持ちにつながっていきます。
この過程で、身体的にも、精神的にも成長し、「できた!」と実感できることが、自信や肯定感にもつながります。
興味があるものに、とことん気がすむまで取り組むことで、学び、満足、前進していきます。

私たち親は、こども達のプロセスを見守っていくことが大事なのですね。
時間に追われる毎日の中で、なかなか難しい課題ですが、子ども達の成長のために、がんばって見守っていきましょう。

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